Board of Directors

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ジャパン・ソサエティー(JS) 元理事の皆様

長い間大変にご無沙汰しておりましたが、F Y2015-2016年度も終わりを迎えて、元理事の皆さまにこの1年の活動内容及び近い将来の予定についてご報告をさせていただきたいと存じます。

皆さまがNYにおられた頃と同様にジャパン・ソサエティーギャラリーでは、展覧会を年に2回(それぞれ80日間)開催しています。またトヨタ語学センターでは、未だに生徒数が増加傾向にあり日本語熱は健在です。

また、東日本大震災5周年にあたり、東京で昨年11月と今年の2月の2回にわたり、東北経済の回復とそれを支える社会起業家の育成など地方創生への一助とした公開討論会をNPO法人ETIC他と共催致しました。合計10名ほどの元理事のご参加を頂きました。厚くお礼申し上げます。

ジャパンー・ソサエティーは今後とも、米国だけでなく、日本でもその存在感とイメージを高めるべく新たなプログラムへの取り組みを考えていくつもりです。具体的な計画が決まった時点で改めてご連絡申し上げますが、皆様にご参加を頂ければ幸いです。

この度、狂言師の野村萬斎氏にナビゲーター役をお願いしてジャパン・ソサエティーの紹介ビデオを制作し、6月の年次晩餐会にて初お披露目をしました。皆さまにもお時間がある際に御高覧いただければ幸いです。リンクは、こちらになります。ビデオ

ジャパン・ソサエティー全体では年に200回程度の各種プログラムを開催しておりますが、皆様のご参考までに、各プログラム分野の最近一年の活動状況と近い将来の予定について下記に簡単にご説明申し上げます。

尚、このようなご報告を今後も折に触れて送付させて頂きたいと存じますが、ご迷惑であればその旨ご連絡下さい。また内容等についてご意見等賜ることができれば幸いです。

 

櫻井本篤
ジャパン・ソサエティー 理事長



舞台公演部では、日本舞台芸術各界から第一線のアーティストを招聘、観客動員は3,600人を超え、大成功に終わりました。野村萬斎と、その父であり人間国宝の野村万作による狂言公演や、実力派、大友良英が作る東アジアの実験音楽家とのプロジェクト『Far East Network』のコンサートなど、人気絶頂の大物アーティストらを上演したほか、韓国・日本・台湾、そして当館を含む5ヶ所の北米のプレゼンターの国際的共同制作で生まれた岡田利規の新作演劇『God Bless Baseball』の全米ツアーをプロデュース。しかも同作品の当館での公演は、現代演劇の世界のトップを集めた演劇祭「アンダー・ザ・レイダー」の正式招待作品という冠も得て、まさに話題の多い1年となりました。


今後の予定:ジャパン・ソサエティーギャラリーでの今秋の展覧会『サイモン・スターリング:At Twilight (W.B.イェイツ以後の能の円環)』にからめて、舞台公演部では11月19-20日に能公演を行います。能に深い影響を受けたことで知られるウイリアム.B・イェイツが親しんだ15の演目の中から数曲を選び、人間国宝の友枝昭世はじめとする喜多流能楽師らが演じます。また、2017年にはジャパン・ソサエティー110周年記念企画として、日本の劇場と共同で制作する三つの新作委嘱作品を、日米それぞれで初演します。


ジャパン・ソサエティーギャラリーは、日本美術を紹介する展覧会・プログラムを行うアメリカにおける中心的な場所として、様々な活動を続けてきました。昨秋は『来るべき世界の為に:1968年から1979年における日本美術・写真における実験』展を開催し、ニューヨーク・タイムズ紙のケン・ジョンソン氏より「非常に興味深く、知識を広げてくれて・・魅力的でかつ啓発的である」と評されました。東日本大震災から5年目を迎えたこの春には『In the Wake 震災以後:日本の写真家がとらえた3.11』展を開催しました。


今後の予定:10月から始まる秋の展覧会は、イギリスで最も活躍したアーティストに贈られるターナー賞受賞作家、サイモン・スターリングによる個展『サイモン・スターリング:At Twilight (W.B.イェイツ以後の能の円環)』を予定しています。本展は、100年前に初演された大詩人イェイツ作の舞台を取り上げ、日本の古典芸能である能の西欧への多大な影響をスターリング独自のリサーチと豊かな創造力から生み出した新作面、衣装、映像をはじめとした様々な作品から紹介します。


映画部では、66作品の映画上映会やプログラムを開催し、バラエティ豊かな日本映画をより広く紹介できるよう、プログラム内容の充実度をさらに高めてまいりました。名作映画から社会的ドキュメンタリー、最新の大ヒット作品まで多岐にわたる内容となりました。また新たに、毎月第1金曜日に月例映画上映会「マンスリー・クラシック」を開催し、会員の皆様へ新たな特典としてご利用いただけるよう会員価格5ドルでチケットを提供しています。最新の日本映画を紹介する映画祭ジャパン・カッツ!(7月14日~24日)は、今回で10周年を迎え、盛況のうちに終了したばかりです。史上最多人数となる特別ゲストをお迎えし、そのほとんどがニューヨーク初公開となる29作品の長編映画と12作品の短編映画を上映しました。


今後の予定:「マンスリー・クラシック」を引き続き開催し、9月には崟利子監督の私的ドキュメンタリー『Blessed-祝福-』(2001年)を、10月には『時をかける少女』の筒井康隆による同名SF小説をアニメーション監督今敏が映画化した『パプリカ』を上映します。また10月31日には、特別上映会として、安部公房が原作・脚本を担当し、勅使河原宏監督がメガホンを取り、主演に名優・仲代達也という豪華な顔ぶれの『他人の顔』(1966年)を上映し、仲代達也を特別ゲストとしてお迎えします。



ビジネス&政策プログラムでは、27回の講演会、パネル討論会、会議等を開催しました。日本銀行の黒田東彦総裁と中曽宏副総裁などをお招きし、日本経済の変貌と量的・質的金融緩和についてご講演いただきました。また、各種業界で独自の道を切り開いて活躍している女性にスポットライトを当てる新規プログラム・シリーズ「WOMEN ON THE RISE」を立ち上げ、NPO法人J-Winの内永ゆか子氏やゴールドマン・サックスの松井キャシー氏など様々な分野から著名な女性リーダーたちを招聘し意見を交換しました。


今後の予定:9月には、マイナス金利政策に関するパネル討論会を、10月には日本総合研究所の主席研究員、藻谷浩介氏をお招きして講演会を開催します。また11月には、ビーム サントリー社のマット・シャトック会長兼CEOをお迎えし、同社の創業当時からグローバル企業に至るまでの経緯をご講演いただきます。


トーク+プログラムでは、19回における多種多様な講演会やワークショップを開催しました。延べ、3600人の熱烈な観客や参加者を魅了し、多くのプログラムでチケットが完売となりました。また、ニューヨーク・タイムズ紙や雑誌「ザ・ニューヨーカー」などの大手メディアにも数多く取り上げられました。著名人や専門家を多数スピーカーとしてお迎えし、その中には日系アメリカ人で俳優及び人権活動家のジョージ•タケイ氏、歌舞伎会のプリンスとして知られている十一代目市川海老蔵氏や建築界の期待の星、藤本壮介氏が含まれます。沖縄県庁と共同企画をした特別企画《沖縄バイブス!》シリーズは、琉球王朝の時代から継承されている沖縄独自の伝統文化やライフスタイルの魅力を多角的に紹介しました。


今後の予定:各地ごとに独特な歴史、無数の伝統が根強く残っている日本各地を紹介する「Get to Know Japan(日本を知る)」シリーズでは、岐阜県にスポットをあてる一連のプログラムを開催します。また貴重なニューヨークでの登壇となる華道家元四十五世、池坊専永氏をお迎えします。10月には、ニューヨーク・コミコンのタイミングと合わせてベストセラー漫画家の松井優征氏をお招きします。その他にも、和牛に関するフードトークやユニークな焼酎テイスティングなどの楽しい食とお酒のプログラムを開催します。.


「ジュニア・フェロー リーダーシップ・プログラム」では、昨年7月、全米から厳選された10名の米国人高校生による日本訪問に続き、今年3月には10名の日本人高校生が米国を訪れ、現地校での学校体験、ホームステイ研修旅行に参加したほか、ジョン・D・ロックフェラー4世元上院議員を含む各界のリーダーらとの懇談を行い、参加生徒らは独自に取り組んだプロジェクトを発表しました。

昨年7月には全米から厳選された10名の米国の中学・高校教員らが「教員対象の日本研修ツアー」に参加し、日本の現地校の視察訪問、ホームステイ、各地での歴史研究、原爆投下地での被爆者証言を通じ、日本学習への理解を深め、指導力の向上を図りました。また、東日本大震災後の復興状況を視察するため福島県の被災地を訪問し、地元関係者らとの懇談も行いました。

今後の予定:8月1日−12日には、高校生対象の夏季集中ワークショップ「映像と写真:ビジュアル・ストーリーテリング」を開催し、参加生徒らが短編ビデオと写真作品の企画、撮影、制作を通じて、日本独特の視点も学び、最終日に自らの作品の展示発表を行います。


イノベーターズ・ネットワークは、過去3年間にわたり開催した日米リーダーズ交流プログラムを完了しました。本事業には、東北、ニューオリンズ、ウィルミントン(オハイオ州)、デトロイト、ニューヨークのリーダーが参加。具体的な成果としては、宮城県女川町と仙台市の各団体によるデータ関連の事業や、福島県相馬市の高校生を対象とした社会起業家育成事業の立ち上げにつながりました。


今後の予定:イノベーターズ・ネットワークでは、二つの事業を企画中です。一つは、日本NPOセンターとの共催で日米の地域経済とコミュニティの活性化に焦点を当てたプログラムと、もう一つは、NPO法人ETIC.との共催で、2020年の東京オリンピックに付随した「文化・社会事業」としてソーシャル・イノベーションを取り込んだプログラムの立案と実行です


トヨタ語学センターでは、通常の13段階の日本語教室に加え、「アニメ」、「漫画」、「日本のドラマ」を通して日本語を学ぶコースや、「日本語能力試験の準備コース」など、新しいテーマ別のクラスを開講しました。また、新規の生徒を獲得する画期的な方策として「無料日本語お試し講座」を開講しました。開始と同時に受講希望者数が増え続けるほど人気の講座となり、毎回長い登録順番待ちリストができるほどの盛況ぶりをみせています。このような新しいイニシアチブが功を奏し、生徒数は前年より10%以上増加しました。

今後の予定:新しいコースを二つ開講する予定です。一つは、急がずゆっくりと時間をかけて日本語を学びたい生徒のための「Yukkuri Nihongo:ゆっくり学ぶ日本語」です。もう一つは、「日本に旅行する人のための短期集中コース」です。これは、日本旅行の前にシンプルな日本語と慣習を習得するためのワークショップです。


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Images: Charan-Po-Rantan © Ayumi Sakamoto; Installation view of For a New World to Come: Experiments in Japanese Art and Photography, 1968-1979. © Richard Goodbody; This Country's Sky © Ayumi Sakamoto. Photo © Japan Society/Alan Klein; The Prince of Kabuki: Ebizo Ichikawa © Daphnee Youree; Junior Fellows with Senator Rockefeller IV © Owen Rojek; Innovators Network © Fumiko Miyamoto; Photo © Japan Society/Alan Klein.

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