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ジャパン・ソサエティー(JS)について

JSは、1907年(明治40年)にニューヨークに設立された米国の民間非営利団体(NPO)です。個人、法人、財団からの支援・協力のもと、全米随一の規模を誇る日米交流団体として幅広い活動を展開しています。創立当初からの願いである両国間の協調と友好関係の構築・発展は、100年以上を経た現在も変わることなく、全ての事業における基本理念として掲げられています。

政財界のリーダー、第一線のアーティスト、学者、教育関係者など様々な方々を迎えて年間約200のプログラムを主催。時事問題や芸術・文化をテーマにグローバルな視点からの日本理解を広くアメリカの人々に促すと同時に、日米関係を深く考察する機会を提供しています。

野村 萬斎によるジャパン・ソサエティーの紹介ビデオをご覧いただけます。




沿革
1907年(明治40年)5月19日、日露戦争の将軍・黒木為楨大将と伊集院五郎提督の訪米を記念して日米各界の名士がニューヨークに集い、その午餐会の席で、JSの設立が宣言されました。その背景には、日露戦争での日本の勝利によって列強諸国は日本の存在を強く意識するようになり、米国人の間では日本を太平洋を挟んだライバルとする見方が浮上、一方では、米国内の邦人からは移民の差別廃止と地位の改善要求が起こっており、日米友好の促進を目的とする組織の必要性が高まっていました。

日米両国の著名な実業家や篤志家で構成されたメンバー達によって、その後第2次世界大戦勃発までの長年に渡り、日米関係の促進というジャパン・ソサエティーの礎を築きあげました。第2次世界大戦中の不幸な中断はありましたが、戦後、今日の活動の基礎を形成したのが、ジョン・D・ロックフェラー3世でした。1952年から78年までの間、ロックフェラー3世という強力な指導者を迎え、彼の日本への深い造詣と比類ないリーダーシップのもとに、ジャパン・ソサエティーは規模・活動内容共に大きく発展し今日に至っています。

ジャパン・ソサエティーのビル
国連本部近くに位置するジャパン・ソサエティーのビルは、建築家・吉村順三の設計により1971年に開館しました。ジョン・D・ロックフェラー3世がジャパン・ソサエティーに寄贈した土地に建つ建物は、2011年、ニューヨーク市における初の日本のモダニズム建築として同市の歴史的保存建築に指定されました。ビルの館内には、竹林と池を配する屋内庭園、260席を擁する劇場、ギャラリー、語学センター、図書室、会議室などを備えています。

  ビジネス&政策

日米の政財界より著名人を招聘して会議、講演会、パネル・ディスカッションを開催。国際ビジネスや政策に携わる人々や国際的な課題に関心を寄せる人々を対象に、日本・アジア・米国における諸問題をグローバルな視点から考察することを目的としています。

  イノベーターズ・ネットワーク

様々な分野で変革を目指す日米両国の実践家やリーダーたちをつなぎ、対話を促し、今日的な社会問題の解決に恊働で取り組む機会を提供するプログラム。会議合宿、公開講座、討論会を設け、長期的な意見交換を支援し、次世代への建設的な提言を目指します。また、Japan Earthquake Relief Fund(震災支援基金)の支援先選定と管理を担当。

  展覧会

長い伝統に根差した芸術から、最新の動向を反映した現代美術に至る幅広い美術表現を紹介する展覧会を、年2回開催。日本、アジア、欧米各地の美術館や財団、あるいは傑出したコレクションなどと連携した質の高い出品作品によって構成される企画は米国有数の実績を誇っています。また、講演会、上映会、ワークショップなど、日本の美術表現への理解を深める様々な斬新なプログラムも催しています。

  舞台公演

最高峰の演者による古典芸能から、最先端の演劇、ダンス、音楽まで、第一線の日本の舞台作品と舞台芸術家を米国に招聘。JS館内260席の劇場で年間を通じて主催上演し、また北米ツアーをプロデュースします。日本の若手演出家・振付家には国際的キャリアへの登竜門として、また米国のアーティストに対しては日本をテーマにした新作委嘱の機関として、日米双方の舞台芸術界に比類の無い貢献をしています。

  映画

著名な映画はもとより、米国未公開作品や実験映画、ドキュメンタリーやアニメなど、様々な切り口で日本映画の全容を紹介。通常の上映施設とは一線を画した長年の実績によって、米国における日本映画上映の中核的存在として広く知られています。また日本から監督や俳優を招聘することで、作り手と米国の観客との対話づくりにも力を注いでいます。

  トーク+(講演会)

デザイン、食、文芸、ポップ・カルチャー、テクノロジー、伝統工芸等の文化一般から教育や環境などの社会問題に至るまで、幅広いテーマを取り上げて米国の人々に日本の多様な面を紹介するプログラム。著名人や識者・専門家を多数招いてのシンポジウムから、デモンストレーションや試食を交えた講演会まで、テーマに応じた様々な形態で開催しています。

  教育

米国の初・中等教育者を対象にしたセミナーや日本研修旅行、次世代リーダーの育成と国際交流を促進する日米の高校生対象の研修留学などを通じて、日米相互理解や日本文化の学習の関心を高めることを目的にしています。教育者向けのウェブサイト(aboutjapan.japansociety.org)では、日本に関する英語の教材情報を提供。児童向けのファミリー・プログラムでは、日本の年中行事を参加型のイベントにして開催しています。

  語学センター 

米国最大規模の日本語教育機関として、受講者の能力にあわせた13段階の日本語教室をはじめ、日本語能力試験準備コース、漢字、ビジネス、会話、日本のドラマ、アニメ、漫画など、専門性を持たせたクラスも完備しており、年間200以上の講座を開講しています。また、書道クラス、英会話、日本語教師養成講座、語学交換イベントや初級日本語講座無料体験、企業派遣プログラムなども提供しています。

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